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冷えて冴える空気と雪煙の果てに(投稿転載です)

  千歳空港の夕方の便で帰る日、恵庭駅からお迎えの車で30分ほど北西に、あまり高くない山々に分け入ると、池の畔に木造りのレストランがあります。


◆  お昼頃から120分コースで山頂まで連れて行っていただきました。その日の天候は取り分け良かったとのことで、恵庭の市街地、夕張の山並み、南は太平洋まで臨むことができました。冷えて冴える空気と雪煙を浴び続けた末に、山頂の清しい光景が突然現れるのです。


◆  スノーモービルは、右手はエンジンの強弱操作で手一杯になるため、左手でハンドルを押したり引いたりすることになります。腕力と握力のない人は、コツをつかむまで大変でしょう。コツのひとつは重心移動だと思いますが。


◆  レストランは薪の弾ける音がする木の床や梁のあたたかい空間で、山から帰った後、お昼をいただきました。壺状のパンに入ったビーフシチューは、最後にシチューのしみたパンを平らげるときが予想外においしいものでした。珈琲が濃くて、後味が良かったです。


◆  旅とは、うまくいかなかったことの方が、思い返す時、当時の苦味がどうしてか甘く感じるものです。けれど、こんなにも恵まれた旅になることもあるのですね。

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